芦田 貞晴




芦田貞晴 Sadaharu Ashida


山と川に囲まれた長野県武石村にて身近にある樹種で家具やうつわなどの生活道具を制作する芦田貞晴。岡山大学大学院を中退後、訓練校で木工を学び、信州小諸の谷進一郎氏のもとで9年間修行を積む。その後、5年間の会社勤めを経て2001年に武石村(現上田市武石)に工房を開設。空間やそこで暮らす人と静かに調和し、空気を押しのける強さではなく、溶け出して空気感をもたらすものを作りたいという想いから作り出される作品は、柔らかな直線美、金属粉で仕上げた硬質さに木が持つ柔らかさが合わさる造形感覚が魅力である。

経歴

1959岡山県津山市生まれ
1987長野県小諸市にて9年間木工修行
2001 武石村(現上田市武石)に工房開設


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